HL-L2460DW レビュー|棚に置ける小型モノクロレーザー

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家で印刷するのは、ほとんどが白黒の書類。それなのにインクジェットのインク代が高く、久しぶりに使うとかすれて掃除から始まる。ブラザーのHL-L2460DWは、そんな人が買い替える先として選びやすいモノクロレーザープリンターです。

印刷しかできない単機能のプリンターですが、そのぶん本体が小さく、有線LANと無線LANの両方につながります。仕事の資料や子どもの学校のプリントを、パソコンやスマホから送ってすぐ印刷したい人に向いています。

ここでは、HL-L2460DWを家で使ってみて分かった良いところと気になったところを、仕様と一緒に紹介します。

HL-L2460DWはどんなレーザープリンター?

HL-L2460DWは、A4の白黒印刷だけに絞った、ブラザーJUSTIOシリーズの小型モノクロレーザープリンターです。コピーやスキャン、FAXの機能はありません。

  • 種類:A4モノクロレーザープリンター(印刷のみ)
  • 印刷の速さ:毎分約34枚(A4片面)
  • 解像度:最大1200×1200dpi
  • 両面印刷:自動両面印刷に対応
  • 給紙:用紙カセット250枚と手差し1枚
  • つなぎ方:有線LAN、無線LAN、USB
  • サイズ:幅35.6×奥行36×高さ18.3cm
  • 重さ:7.1kg
  • トナー:TN-32JXL(約3,000ページ)、大容量TN-32JXXL(約5,000ページ)
  • ドラム:DR-32J(約15,000ページ)
  • 1枚あたりの代金:約3.3円(大容量トナーを使ったとき)

トナーとドラムが別々になっているので、トナーが切れたときはトナーだけを替えれば済みます。同じブラザーのDCP-L2600DWやDCP-L2660DWなどと同じトナーなので、店で探しやすいのも助かります。

HL-L2460DWを使って良かったところ

一番よかったのは、久しぶりに使っても1枚目からきれいに印刷できることです。ほかにも、小さい文字の読みやすさと置き場所の取りやすさに満足しています。

HL-L2460DWは2週間使わなくても1枚目からかすれない

前に使っていたインクジェットは、しばらく使わないとヘッドの掃除が始まり、それでもかすれることがありました。HL-L2460DWはトナーなので乾く心配がなく、2週間ほど電源を入れたままにしておいても、1枚目から線が切れずに出てきます。

印刷ボタンを押してから1枚目が出るまでは20秒ほどです。スリープから戻る時間を入れても、待たされている感じはあまりありません。

7ptくらいの小さい字でも潰れない

見積書の下に入れる小さな注意書きや、エクセルの表の中の数字を印刷してみると、画数の多い漢字でも線がくっつかずに読めました。7ptくらいまでなら問題なく読めます。

白い背景に黒い文字を印刷するだけなら、インクジェットより文字のふちがシャープです。書類を人に渡すことが多い人にはうれしい差です。

HL-L2460DWは高さ18.3cmで棚にも置ける

本体の高さが18.3cmしかないので、カラーボックスの1段に入れて使っています。7.1kgなので、1人で持ち上げて動かすこともできます。

上の面に紙が出てくるので、プリンターの上に物を置けないのは注意してください。棚に入れるなら、上に10cmほどすき間があると紙が取りやすいです。

有線LANがあるので家族みんなで使える

ルーターの近くに置いて有線LANでつなぐと、Wi-Fiが届きにくい部屋のパソコンからでも印刷が止まりません。家族のスマホからもアプリで送れるので、誰か1人のパソコンにつながないと使えない、ということがなくなりました。

自動両面印刷も便利で、20ページの資料が10枚の紙で済みます。紙の減りが半分になるので、用紙カセットの250枚がなかなか減りません。

HL-L2460DWで気になったところ

気になったのは、液晶画面がないことと、印刷するときの音が思ったより大きいことです。

HL-L2460DWは液晶画面がなくランプで知らせる

操作パネルはボタンと小さなランプだけです。紙詰まりやトナー切れはランプの点灯や点滅で知らせるので、最初は説明書を見ないと何が起きているのか分かりませんでした。

スマホにブラザーのアプリを入れておくと、トナーの残りやエラーの中身が画面で見られます。買ったら最初にアプリを入れておくと、あとで困りません。

印刷が始まるときの音ははっきり聞こえる

印刷が始まると、紙を送る音とファンの音がはっきり聞こえます。リビングで隣の人と話せないほどではありませんが、静かな部屋で夜中に使うと気になる大きさです。

寝ている家族がいる時間に大量に印刷するのは、避けたほうがいいです。

セットできる用紙は1種類だけ

用紙カセットは1段だけなので、A4の普通紙を入れておくと、ハガキや封筒は手差しで1枚ずつ入れることになります。ハガキを何十枚も印刷する人には向きません。

Macではドライバの設定で手こずることがある

口コミでは、Macでドライバの設定がうまくいかなかったという声や、ファームウェアの更新でエラーが出たという声がありました。Windowsのパソコンで使っている分には、ドライバを入れてすぐ使えています。

紙詰まりが何度か起きたというレビューもあるので、紙は湿気を吸っていないものを使うと安心です。

HL-L2460DWが向いている人と向いていない人

白黒の書類を家でたくさん印刷する人には向いていて、写真やコピーも家でしたい人には向いていません。

向いている人
  • 仕事の資料や学校のプリントなど、白黒の書類を月に100枚以上印刷する人
  • インクジェットのかすれやインク代に困っている人
  • 家族のパソコンやスマホから1台のプリンターを使いたい人
  • 棚の中など、狭い場所にプリンターを置きたい人
向いていない人
  • 写真や年賀状をカラーで印刷したい人
  • 書類のコピーやスキャンも家でしたい人
  • 夜中の静かな部屋で印刷することが多い人

コピーやスキャンも使いたいなら、同じトナーが使える複合機のDCP-L2600DWを選ぶと、維持費を変えずに機能を増やせます。

HL-L2460DWの使い方で迷うところは?

最初のトナーは少なめなので、印刷が多い人は大容量のTN-32JXXLを早めに用意しておくのがおすすめです。

買ったときに入っているトナーは、大容量トナーより印刷できる枚数が少なめです。毎月100枚以上印刷するなら、数か月で交換の時期が来ます。

ドラムは約15,000ページで交換になります。トナーを何本か替えたあと、印刷した紙に黒い点や筋が出るようになったら、ドラムを替える時期です。

HL-L2460DWは白黒の書類を手間なく印刷したい人におすすめ

HL-L2460DWは、印刷しかできないぶん小さく、久しぶりに使ってもすぐきれいに印刷できるモノクロレーザープリンターです。液晶画面がないことと音の大きさは気になりますが、アプリを入れておけば操作で迷うことは少なくなります。

インクジェットのかすれやインク代から離れたい人には、HL-L2460DWがおすすめです。

この記事のアドバイザー
レイコマガジン編集部
家電とガジェットを扱う編集チーム。メーカーの発表会や販売店での取材と、実際に買って使った記録をもとに記事を作っています。「売れている順ではなく、置き場所と使い方で選ぶ」が編集方針。
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