寝室のコンセントがベッドから遠くて、サーキュレーターを置きたい場所までコードが届かない。SwitchBotのスマートサーキュレーターは、そんな部屋でも使えるバッテリー内蔵のサーキュレーターです。
いちばん弱い風なら運転音は約22dBで、寝ているあいだにつけっぱなしにしても音が気になりません。スマホのアプリやリモコンで操作できるので、ベッドに入ってから風量を変えるのもラクです。
寝室とリビングで使ってみて分かった良いところと気になるところを、そのまま書きます。買うかどうか迷っている人は、気になったところの4つを先に読んでおくと判断しやすいです。
SwitchBot スマートサーキュレーターはどんな製品か
SwitchBotのスマートサーキュレーターは、DCモーターで動くコードレスのサーキュレーターです。バッテリーが入っているので、コンセントのない場所にも置けて、弱い風なら運転音は約22dBまで下がります。
主なスペックはこちらです。
- 型番:W3800510(コードレスモデル)
- 適用畳数:約30畳まで
- 運転音:いちばん弱い風で約22dB
- 風量:1%から100%まで1%刻み
- 首振り:上下と左右にそれぞれ90度
- 運転モード:送風、ナチュラル、そよ風、おやすみの4つ
- サイズ:幅33.4×奥行17.3×高さ38.2cm
- 重さ:約2.4kg
- 電源:内蔵バッテリー、またはACアダプターとUSB-Cで給電
- 操作:本体ボタン、リモコン、SwitchBotアプリ、Alexa(SwitchBotハブ経由)
- そのほか:常夜灯、タイマー、操作音とランプを消す設定
一般的なサーキュレーターとの違いは、バッテリーとアプリ操作の2つです。風を送る力そのものは、同じくらいの大きさのDCモーターのサーキュレーターと大きくは変わりません。
SwitchBot サーキュレーターを使って良かったところ
いちばん良かったのは、弱い風にしたときの静かさです。寝室で毎晩使っていますが、音が理由で止めたことは一度もありません。
1 弱い風は寝室でもほとんど音がしない
風量を10%くらいにすると、ベッドから1mほど離れたところに置いても、羽根が回っている音がほぼ聞こえません。エアコンの室内機の音のほうが大きいくらいです。
おやすみモードにすると、風がさらに弱くなって、本体のランプも暗くなります。操作したときのピッという音も消せるので、夜中に風量を変えても家族を起こしません。
前に使っていたACモーターのサーキュレーターは、いちばん弱い風でもブーンという音がしていました。それと比べると、寝室で使うサーキュレーターとしての差ははっきりしています。
2 コードを抜いて好きな場所にサーキュレーターを置ける
バッテリーで動くので、ベッドの足元や部屋の真ん中など、コンセントから遠い場所にも置けます。コードが床を横切らないので、夜中にトイレに起きたときに足を引っかける心配もありません。
洗面所で洗濯物を乾かすときや、夏の夜にベランダの近くへ持っていくときにも使いました。重さは約2.4kgで、上の取っ手を持てば片手で運べます。
3 風量を1%刻みで決められる
風量は1%から100%まで、1%ずつ選べます。3段階しかないサーキュレーターだと「弱では物足りない、中だとうるさい」となりがちです。
これなら、自分がちょうどいいと感じる音と風のところで止められます。寝るときは10%前後、日中のリビングでは40%くらいにすることが多いです。
4 エアコンと一緒に使うと設定温度を上げても涼しい
エアコンの冷たい空気は床のほうにたまります。サーキュレーターを天井に向けて回すと、部屋の上と下の温度の差が小さくなります。
使ってみると、エアコンの設定温度を1度上げても、寝苦しさは前と変わりませんでした。口コミでも、エアコンと一緒に使って設定温度を上げられたという声が多いです。
SwitchBot スマートサーキュレーターで気になったところ
気になったのは、バッテリーの持ちと掃除のしにくさです。買う前に知っておけば困らないことばかりですが、順番に書きます。
1 強い風だとSwitchBotのバッテリーは1日もたない
弱い風なら一晩は余裕で動きますが、風量を上げるとバッテリーはどんどん減ります。最大風量で使い続けると、1日ももちません。
充電にも時間がかかるので、ふだんはACアダプターをつないで使い、コードが届かない場所に持っていくときだけバッテリーで動かすのがおすすめです。バッテリーは、置き場所を自由にするためのものと考えておくと、がっかりしません。
2 充電口が本体の底にある
充電のケーブルを差す口が本体の下のほうにあります。差すときは本体を少し傾ける必要があり、慣れるまで少し面倒でした。
付属のケーブルも短めです。コンセントから離れた場所で充電したいなら、長いUSB-Cケーブルを別に用意しておくと安心です。
3 SwitchBotは前のガードが外せず掃除しにくい
前面のガードが外せないので、羽根のほこりを水で丸洗いすることはできません。掃除のときは、すき間から細いブラシやハンディモップを入れて拭いています。
ほこりがたまると風の通りが悪くなり、音も大きくなりやすいです。月に1回くらいはガードの表面と羽根のほこりを取っておくと、静かなまま使えます。
4 サーキュレーターの首振りでカタッと音がする
上下と左右の首振りを同時に動かすと、向きが変わるところでカタッという小さな音がします。昼間のリビングでは気になりませんが、静かな寝室だと耳に入ることがありました。
寝るときは首振りを止めるか、左右だけにすると音は出ません。
SwitchBot スマートサーキュレーターの使い方で迷うところ
アプリを使わなくても、本体のボタンとリモコンだけで普通のサーキュレーターとして使えます。ここは買う前にいちばん迷うところだと思います。
正直に言うと、アプリの細かい設定は最初よく分かりませんでした。温度や時間で自動で動かす設定は、SwitchBotの温湿度計やハブを持っていると使いやすくなります。
アプリで使える主なことは次の3つです。
- 外出先からサーキュレーターの電源を入れたり切ったりする
- 決まった時間に動かして、決まった時間に止める
- 温湿度計と組み合わせて、室温が上がったら自動で回す
Alexaで声で動かしたいときは、SwitchBotハブが必要になる場合があります。家にほかのSwitchBot製品がないなら、まずはリモコンだけで使ってみて、物足りなくなったらアプリを試すくらいで十分です。
SwitchBot サーキュレーターが向いている人と向かない人
寝室で一晩中つけたい人と、コンセントの位置を気にせず置きたい人に向いているサーキュレーターです。
向いている人はこんな人です。
- 寝室で静かなサーキュレーターをつけっぱなしにしたい人
- ベッドの足元や部屋の真ん中など、コンセントから遠い場所に置きたい人
- 洗面所や浴室の前など、部屋をまたいで持ち運びたい人
- SwitchBotの温湿度計やハブをすでに使っている人
向いていない人はこんな人です。
- 羽根やガードを外して丸洗いしたい人
- 強い風でずっとバッテリー運転をしたい人
- 本体が小さく軽いサーキュレーターがほしい人
小さな机の上に置きたいなら、高さが38cmほどあるこのモデルは少し大きく感じるはずです。置く場所の高さと幅を先に測っておくと安心です。
SwitchBot スマートサーキュレーターは寝室用におすすめ
SwitchBotのスマートサーキュレーターは、静かさと置き場所の自由さで選ぶモデルです。
弱い風の静かさとコードレスで置ける点を重視するなら、寝室用の静音サーキュレーターとしておすすめできます。一方で、前のガードが外せないことと、強い風だとバッテリーが早く減ることは、買う前に知っておいてください。
ふだんはACアダプターをつないで使い、必要なときだけコードを抜いて持ち運ぶ。この使い方なら、気になるところはほとんど出てきません。
充電式で枕元にも置ける静音モデル
家電とガジェットを扱う編集チーム。メーカーの発表会や販売店での取材と、実際に買って使った記録をもとに記事を作っています。「売れている順ではなく、置き場所と使い方で選ぶ」が編集方針。
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