カシムラ NAT-55 レビュー|手帳型ケースでも付く車載ホルダー

kashimura-nat-55 スマホ周辺機器
本コンテンツは当サイトが調査した基準に基づき記事にしています。販売サイトやメーカーより手数料を頂いており記事はPRが含まれます。

手帳型ケースを使っていると、車載ホルダー選びで困ります。クリップで挟むタイプはフタが邪魔で入らず、MagSafeの磁石はフタの厚みで届きません。

カシムラのNAT-55は、付属の鉄板を手帳ケースに貼って使うマグネット式の車載ホルダーです。エアコン吹き出し口にもダッシュボードにも付けられます。

ここでは、NAT-55を車で使ってみて分かった良いところと気になったところを、付け方のコツと一緒に書いていきます。

カシムラ NAT-55はどんな車載ホルダーか

NAT-55は、手帳型ケースのスマホを磁石で止められる、カシムラのマグネット式車載ホルダーです。カシムラは車のシガーソケット用の充電器やホルダーを多く出している国内のメーカーです。

主な仕様は次のとおりです。

  • 固定方法:強力ネオジム磁石でスマホ側の鉄板を吸着
  • 取り付け場所:エアコン吹き出し口のフィン、または両面テープでダッシュボード
  • 角度:取り付けたあとも上下と左右に向きを変えられる
  • 付属品:鉄板、透明保護シール
  • 対応スマホ:手帳型ケースを付けたスマホを含め、鉄板を貼れる機種
  • ワイヤレス充電:なし

鉄板はスマホ本体ではなく、ケースのほうに貼るのが基本です。手帳型ならフタの内側、普通のケースなら背面の内側に挟みます。透明保護シールは、スマホ本体に直接貼りたい人が下に貼って跡を防ぐためのものです。

NAT-55を使って良かったところ

一番よかったのは、手帳型ケースのフタを閉じたまま、近づけるだけでスマホが止まることでした。

NAT-55なら手帳型ケースのまま片手で付け外しできる

フタの内側に鉄板を入れておくと、フタ越しでも磁石がしっかり吸い付きます。乗り込んでスマホをホルダーに近づけると、そのまま止まります。降りるときも片手で引きはがすだけでした。

それまで使っていたクリップ式は、手帳のフタを開いて裏に折り返さないと挟めませんでした。毎回これをやるのが面倒だったので、ここは使い始めてすぐに差を感じたところです。

NAT-55は吹き出し口とダッシュボードの付け方を選べる

NAT-55の車載ホルダーは、エアコン吹き出し口用のクリップと、ダッシュボードに貼る両面テープの台座の2通りで付けられます。自分の車では吹き出し口に付けて、家族の車に乗るときは外して持っていくという使い方ができました。

吹き出し口に付けると、車に跡が残りません。社用車やレンタカーで使う人にも向いている付け方です。

角度を変えて地図を見やすくできる

取り付けたあとも、スマホを付ける面を上下と左右に動かせます。運転席の目線に合わせて少し右に向けると、地図アプリの画面が反射しにくくなりました。

NAT-55で気になったところ

気になったのは、重いスマホだと下を向きやすいことと、鉄板の位置で吸着の強さが変わることです。

NAT-55に大きいスマホと手帳型ケースだと重さで傾く

6.7インチクラスのスマホに手帳型ケースを付けると、段差を越えたときにスマホが少しずつ下を向くことがありました。外れはしませんでしたが、何度か角度を直す必要がありました。

吹き出し口に付けたときのほうが傾きやすく、ダッシュボードに貼ったときはほとんど動きませんでした。大きいスマホを使う人は、最初からダッシュボードに付けるほうが安心です。

鉄板の位置がずれると吸着が弱くなる

鉄板が磁石の真ん中から外れた位置にあると、吸い付く力がはっきり落ちます。手帳のフタの内側に貼るときは、ホルダーの磁石と重なる位置を一度試してから貼るのがおすすめです。

口コミでも「思ったより磁力が弱い」という声がありました。別売りで大きめの鉄板も売られているので、厚い手帳型ケースを使う人は合わせて用意しておくと安心です。

見た目はシンプルで高級感はない

正直、見た目はかなりシンプルです。車内のデザインにこだわる人には物足りないかもしれません。ただ、運転中に目に入るのは主にスマホの画面なので、自分はあまり気になりませんでした。

NAT-55はワイヤレス充電ができません。充電しながら使うときは、ケーブルをつないだままホルダーに付けます。

NAT-55の付け方で迷うところ

迷いやすいのは鉄板を貼る位置と、吹き出し口に差し込む深さの2つです。

NAT-55の鉄板を貼る順番

  1. 手帳型ケースのフタを閉じた状態で、スマホをホルダーの磁石に当ててみる
  2. 磁石と重なった位置にペンで小さく印を付ける
  3. フタの内側の印の位置に鉄板を貼る
  4. 半日ほど置いて、両面テープがなじんでから使い始める

貼ってすぐに使うと、テープがなじむ前に鉄板がずれることがあります。夜に貼って翌朝から使うくらいがちょうどいいです。

吹き出し口には奥までしっかり差し込む

クリップが浅く掛かっていると、スマホの重さでホルダーごと下がります。フィンの奥までしっかり差し込んでから、スマホを付けてください。丸い吹き出し口や縦向きのフィンだと付けにくいので、その場合はダッシュボード用の台座を使います。

ダッシュボードに貼るときは汚れを落としてから

ダッシュボードに両面テープで付けるときは、貼る前の下準備で付き方が変わります。自分は次の順番で貼りました。

  1. 貼る場所をウェットティッシュでふいて、ほこりと油分を落とす
  2. 乾いた布でから拭きして、水分を残さない
  3. 台座を押し付けて、30秒ほど手で押さえる
  4. 半日はスマホを付けずに置いておく

表面がざらざらしたダッシュボードは、両面テープの付きが弱くなります。その場合は、平らな場所を探すか、吹き出し口に付ける方法に切り替えるほうが安心です。両面テープは一度はがすと付きが落ちるので、貼る位置は最初に運転席から見て決めておきましょう。

NAT-55が向いている人と向いていない人

手帳型ケースを外さずに車載ホルダーを使いたい人に向いています。

向いている人 向いていない人
手帳型ケースを使っている ワイヤレス充電もしたい
車に跡を残さず付けたい 6.7インチ以上のスマホを吹き出し口で使いたい
家族の車と付け替えたい ケースに鉄板を貼りたくない

MagSafe対応のiPhoneを薄いケースで使っている人なら、鉄板が要らないMagSafe専用のマグネット車載ホルダーのほうが手軽です。NAT-55は、手帳型ケースやAndroidのように磁石が入っていないスマホを使う人に合っています。

NAT-55は手帳型ケースのまま付けたい人におすすめ

カシムラ NAT-55は、手帳型ケースを使っていてマグネット式をあきらめていた人におすすめできる車載ホルダーです。

鉄板の位置を決めるひと手間はありますが、一度貼ってしまえば、乗るたびに近づけるだけで止まります。大きいスマホを使う人はダッシュボードに、小さめのスマホなら吹き出し口に付けるのがおすすめです。

この記事のアドバイザー
レイコマガジン編集部
家電とガジェットを扱う編集チーム。メーカーの発表会や販売店での取材と、実際に買って使った記録をもとに記事を作っています。「売れている順ではなく、置き場所と使い方で選ぶ」が編集方針。
X(旧Twitter)
タイトルとURLをコピーしました