SOLOTA NP-TML1 レビュー|1人暮らしで使って分かったこと

Panasonic SOLOTA NP-TML1 キッチン家電
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1人暮らしだと、食べ終わった食器をシンクに置いたまま寝てしまう日がありますよね。パナソニックのSOLOTA NP-TML1は、そういう人のために作られた1人用のタンク式食洗機です。

蛇口の工事がいらず、置き場所はA4用紙くらいの広さで済みます。ただし入る食器は6点までで、鍋やフライパンは入りません。

このレビューでは、SOLOTA NP-TML1を1人暮らしのキッチンで使って分かった良いところと気になったところを、仕様と合わせて紹介します。

SOLOTA NP-TML1はどんな食洗機か

SOLOTA NP-TML1は、水をタンクに入れて使う1人用の食洗機です。分岐水栓の工事がいらないので、賃貸の部屋でも届いたその日から使えます。

主な仕様は次のとおりです。

  • 入る食器:6点と箸などの小物(1人分)
  • 本体サイズ:幅31×奥行22.5×高さ43.5cm/約7.5kg
  • 給水:引き出して外せるタンク(約2.5L)
  • 運転時間:標準コースで約120分(洗いとすすぎ約60分、送風乾燥約60分)
  • 運転音:約41dB(50Hz)/約43dB(60Hz)
  • 入る食器の大きさ:直径23cmまでの皿、高さ21cmまでのグラス
  • 排水ホース:約80cm(吸盤でシンクに留める)
  • 置くのに必要な高さ:設置面から49cm以上

手で6点洗うと20Lほど水を使いますが、SOLOTAは1回約2.5Lで洗えます。洗剤は食洗機専用のものを使い、液体とタブレットのどちらも入れられます。

SOLOTA NP-TML1を使って良かったところ

一番良かったのは、食器をためておく場所がシンクから食洗機の中に変わったことです。朝ごはんの食器を入れておき、夜の食器と一緒に1回で洗う使い方にしたら、シンクに洗い物が残らなくなりました。

SOLOTAは予洗いをしなくても油汚れが落ちる

カレーを食べた皿や焼き魚の皿を、軽く残りものを捨てただけで入れても、取り出したときには油のぬるつきが残っていませんでした。茶わんの内側に付いたご飯つぶも落ちています。

手で洗うときより、すすぎ残しの泡が残らないのも助かっています。

SOLOTAのタンクは外して蛇口で水を入れられる

タンクは本体から引き出して外せます。蛇口の下に持っていって水を入れ、そのまま戻すだけなので、計量カップで何回も注ぐ必要がありません。

本体の上から注ぐタイプではないので、吊り戸棚の下に置いたままでも給水に困りませんでした。

手入れは残菜フィルターのゴミを捨てるだけ

毎回の手入れは、底にある残菜フィルターにたまったゴミを捨てるだけです。食べ残しがフィルターに集まるので、シンクの排水口にゴミがたまりにくくなりました。

月に1回くらい、ノズルとタンクを洗っておくとにおいが出にくいです。

洗い終わった食器をそのまま中に置いておける

乾燥まで終わったら、次に使うまで食器を中に入れたままにしています。扉は前後が透明なので、どの食器が中にあるのか開けなくても分かります。

1人暮らしだと使う食器はだいたい決まっているので、食器棚から出し入れする回数も減りました。水切りかごを片づけられたので、シンクの横が少し広くなっています。

ボタンは少なく迷わずに使える

扉を開けると電源が入り、食器と水と洗剤を入れて「PAUSE/START」を押せば動き始めます。乾燥をするかどうかは、スタートボタンの長押しで選べます。

終わったときに鳴るブザーは消すこともできるので、夜に回しても音で起こされません。

SOLOTA NP-TML1で気になったところ

いちばん気になったのは、入る量の少なさです。中皿、茶わん、小皿、小鉢、汁わん、コップを入れると、それだけで6点が埋まります。

鍋やフライパンと長い調理道具はSOLOTAに入らない

フライパンや鍋はもちろん、菜箸やおたまのような長い調理道具も入りません。自炊をする日は、調理に使ったものだけ手で洗うことになります。

正直、最初は「これなら全部手で洗ったほうが早いのでは」と思いました。ただ、食器だけでも任せられると、夜の洗い物は調理道具だけになりました。

洗っている1時間は低い音が続く

運転音は約41dBですが、洗いとすすぎの1時間ほどは「ブー」という低い音が続きます。キッチンと寝る場所が同じ部屋だと、寝る直前に回すと気になるかもしれません。

乾燥に入るとほとんど音はしません。寝る1時間以上前にスタートすると、寝るころには静かになっています。

マグカップの底とプラスチック容器は乾きにくい

乾燥は温風ではなく、風を送るだけです。底がくぼんだマグカップや湯のみ、プラスチックの保存容器には水滴が残ります。

陶器のお皿や茶わんはほとんど乾いているので、残った水滴を布巾で拭くのは1つか2つで済みます。

SOLOTA NP-TML1の食器の入れ方で迷うところ

入れ方のコツは、平らなお皿を奥に立てて、手前に深い器を伏せることです。直径23cm以下のお皿でも、深さがあるとかごに立てられずに入らないことがあります。

使い始めの1週間は、どこに何を置けば6点入るのか何度か入れ直しました。慣れてからは、毎回同じ場所に同じ食器を置くようにしています。

深めのどんぶりやワンプレート皿は入らないことがあります。手持ちの食器の大きさと深さを、買う前に測っておくと安心です。

SOLOTA NP-TML1が向いている人と向いていない人

SOLOTA NP-TML1が向いているのは、1人暮らしで食器を洗うのを後回しにしがちな人です。キッチンが狭くて大きな食洗機を置けない人や、賃貸で工事ができない人にもおすすめです。

向いている人 向いていない人
1人暮らしで1日の食器が6点前後 2人以上で暮らしている
キッチンにA4用紙くらいの空きしかない 鍋やフライパンもまとめて洗いたい
賃貸で分岐水栓の工事ができない ワンルームで夜遅くに回すことが多い

2人以上で暮らしているなら、食器が12点以上入るタンク式や、分岐水栓につなげる2WAYタイプを選んだほうが1日1回で済みます。

自炊が多い人も、調理道具を毎回手で洗うことになるので、もう少し大きな食洗機のほうが手間は減ります。外食やお弁当が多く、家で洗うのが食器だけという人なら、6点でも困る日は少ないです。

SOLOTA NP-TML1は1人暮らしにおすすめ

SOLOTA NP-TML1は、入る量を6点にしぼった代わりに、A4用紙くらいの場所に置ける1人用の食洗機です。1人分の食器だけを任せたい人なら、容量の少なさはそれほど気になりません。

調理道具は手で洗うこと、洗っている1時間は低い音がすることの2つを受け入れられるかどうかで決めると、買ったあとに困りません。

この記事のアドバイザー
レイコマガジン編集部
家電とガジェットを扱う編集チーム。メーカーの発表会や販売店での取材と、実際に買って使った記録をもとに記事を作っています。「売れている順ではなく、置き場所と使い方で選ぶ」が編集方針。
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